日本人のノーベル賞受賞に関するニュースを見るのが楽しい。
というのは、益川先生のあまのじゃくぶりが面白いから。 奥さんとのやり取りも微笑ましいし。 他のお二方(物理学賞)が学者然として非常にエレガントであるのに対して、益川先生はなんとなく人間臭くって、普通の偏屈お父さんっぽくて憎めない。 それにしても60年代、70年代に行われた研究が、いまになって受賞とは。 理論と実験での検証には、こんなにもタイムラグがあるのですね。 「日本の科学も捨てたもんじゃないですね。いまや世界レベルなんですね」 なんてコメントも聞くけれど、60~70年代の研究が評価されているわけですから・・・ 確かに、実験で検証されることは、実験装置の開発など現代社会でしか実現し得ない「進歩」の結果かもしれないけれど、理論そのものを生み出す独特の風土というものが過去(のアカデミックの世界)には確かにあったのだと思う。 じっくり理論研究に取り組める環境といえるようなものが。 いまは逆に基礎研究にはなかなか競争的資金が配分されない時代。 何でも実用、実践に評価が流れてしまい・・・ これで少しは風向きが変わるかなぁ? ノーベル賞もの?・・・うまい具合に直角の配置。
by columbus59
| 2008-10-06 21:06
| ひとりごと
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Comments(2)
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シシィ&そふぃママ
at 2008-10-09 08:19
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あらむっ君、そふぃと同じ体形だわ。ww
後ろ足の形が見えないのよね・・・。 そら坊はシシィと同じね。 ノーベル賞、何十年前の成果が評価されるのに時間が かかりすぎじゃない? どなたも生きてる間に間に合って良かったこと。w 死んでから賞貰ってもねえ。 不景気な話題ばかりで暗い中、明るい話題だけどすっかりアメリカの 破綻にニュースも押されぎみね。
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columbus59 at 2008-10-09 22:14
★シシィ&そふぃママさん
そうですね。南部・下村両氏は80歳を超えておられるんですものね。 長年地道な研究をしておられたというだけあって、研究中心の生活で、羽目を外さず、長生きされている感じ。 むくとそらの体型、言われてみれば確かに…汗。 そらはおなかの部分がきゅっと引き締まってます。2匹を比べると、体系と比例して食べる量が全然違うんですよ~。やっぱり食べれば食べるだけ太るんですね。身につまされる思い(爆)。
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