NYのレストランウィーク。
普段はお高い高級レストランでも、(参加レストランなら)この週は一律20ドルでプリフィクスランチメニューが提供される特別週間!正確には今年は20.12ドル。ふつうは開催年=2005年にちなんで20.05ドルになるところ、今年は2012年のオリンピック誘致の願掛けで20.12ドルになったそうだ。普段はチップと8.625%ものtaxを払わないといけないため、外食代がかさむから、この週は人気店は早々に予約で埋まってしまう。 お友達に誘われて、アッパーウエストサイドのPICHOLINEへ行ってきた。南仏料理の人気店である。普段の私にはあまり縁がないようなハイソな雰囲気が漂い、お客さんはお上品なゴールデンエイジャーばかり。 前菜、メイン、デザートをそれぞれ選び、パンとコーヒーor紅茶がつく。 前菜には白いんげんのスープ、メインにはタラを頼んだ。まず、パンが美味しい。料理もしつこくなく、それでいてどこかひと工夫があって楽しませてくれる。見た目もきれい。デザートも絶品。 紅茶も銀製のポットサービス。 テーブルセッティングのセンスもよく、ウェイターの感じもいい。とても素敵なお店だった。 ここのお店は常連さんが多そうね、と話していたら、お隣のテーブルのおじさまがウェイターと「今日は○○君は?」「彼は今日ディナーのシフトです」なんていうやりとりをしている。やっぱり! こういうお店の常連になるのはさすがに無理でも、太っ腹なレストランウィークがある限り、懐さびしい「いちげんさん」でも十分楽しめるのである。 PICHOLINE 35W.64th Street New York NY 10023
by columbus59
| 2005-02-01 22:34
| daily life
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