2週間ほど前に、突然「兼六園」に行きたい!と思い立ち、金沢に行ってきました。
お目当ての兼六園。 飛行機は苦手なので(怖いから)、新幹線と特急をのりついで約4時間半。(帰りは電車が遅れ、予定の新幹線に乗り継げず、約半日かかった--;)。 やっとたどりついた金沢は天気予報どおり雨だった。生憎の雨で恵まれないなぁと思っていたら、 「弁当忘れても 傘忘れるな」 これはタクシーの運転手さんに聞いたことわざだけど、つまりそれほど金沢は雨が多い街らしい。突風や雷も、12月にはよくある天気だという。何も知らず、のん気に晴れを期待して観光に来た私たち。 ちなみに母も当然のことのように、この諺を知っていた。 常識知らず=無知はこわい・・・。 雷混じりのひどい雨にもあったのだけど、ずっと降り続く雨でもない。降ったり止んだりの、まさに傘が手放せない天気なのだ。 それでも、要所要所は雲の切れ間で、雨に濡れずに観光が出来た。 そして・・・金沢に、すっかり魅了された!! 兼六園、すばらしい!冬の風物詩 雪吊りも♪ 庭園の中の前田家の奥方御殿(13代藩主の母堂の隠居所)。幕末に立てられたこの御殿は、日本建築の奥の深さを体現している。随所に昔の人の知恵が活かされたつくりで、美しさと機能性が両立していて、感嘆の連続。 もし凝った一軒家を建てられるとしたら(妄想ね)、ぜひ坪庭付きの和風にしたいと思ったくらい(寒そうだけど...)。 金沢は戦災や天災を免れてきているので、昔の建物がいい状態で残っている。祇園のような花街(「茶屋街」という)も残っており、19世紀前期に建てられたお茶屋の見学ができた。このお茶屋も一見の価値あり。メモワールオブゲイシャで見たような耽美で情緒的で、雅な世界。畳や障子、床の間など、どれをとっても風情あるものばかり…。 豊富な海鮮物を扱う市場あり、武家屋敷跡あり、加賀料理屋ありと、金沢は広すぎず、狭すぎず、ちょうどいい感じで、あれこれを楽しめる街だった。 江戸文化の粋ってこんな感じだったのね、とちょっと日本の伝統文化の真髄を垣間見たような、そんな小旅行でありました。 ・・・金曜日からサボってしまったので、残る年内は頑張らないと! お茶屋「志摩」。 文政3年築。
by columbus59
| 2006-12-03 00:59
| 旅行記
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Comments(4)
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peko
at 2006-12-03 22:54
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金沢ですね。私も、「そうだ、金沢行こう!」とちょうど1年前に行きました。その時も雨でしたよぉ。近江市場や茶屋街、有名な飴屋さんなど散策も楽しかったです。またぶらりと行きたい所です。
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columbus59 at 2006-12-04 10:36
そうなんですよ、まさに「そうだ、金沢に行こう」と。
pekoさんが行かれたときも雨でしたか。日曜日は初雪が降ったとか。 金沢は京都に似た雰囲気を感じ、けど、京都よりコンパクトで空いてて快適でした。 お店も揃ってるし、バスも便利がいいし、生活しやすそうな地方都市だなぁと思いました。
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columbus59 at 2006-12-04 18:00
金沢よかったですよ。私は二度目なのですが、1回目は子どもだったので何も覚えてません・・。
偕楽園、いいですね!三名園のひとつ?でしたよね。行って見たいなぁ。 birdyさんの近所って、大型店舗や水族館、名園とほんと何でもありますね。便利そう!
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