二週間

むくが亡くなってしまってから2週間経ちました。
先週土曜日に火葬し、遺灰を持ち帰りました。
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むくの異変に気がついてから1週間も経たずに旅立ってしまったこと。

始まりはスノーストームによる停電でしたが、思えばその前夜も、階段を降りる後ろ足がふらついていました。

金曜午後から土曜日午後までの丸一日に渡る停電で、猫こたつも暖房もオフになり、寒さが身に沁みたのだと思います。
もっと寒さ対策を考えるべきだった。

日曜夜には普段と様子が違うことに気がついていたのに、なぜ週明けに病院に連れて行かなかったのか。

水曜日にもスノーストームがきて、マンハッタンのかかりつけ医に連絡が付かず、むくを近所の病院に運んだのは木曜日でした。水も飲まない状況なら、すぐに近所の病院に連れて行きなさいとアドバイスをされて連れて行きました。遅すぎたと思います。

そして、簡単な診察で、状態がひどくわるいことが分かり、検査と治療をしても、治せるかわからないと言われ、痛みどめだけ処方され、連れ帰る決断をします。

翌日には逝ってしまいました。

16歳、本当に天命だったのか?!
もっと早く病院に連れて行っていたら、延命できていたのではないか?
長くて数年、短くても数ヶ月は。

結局、飼い主である私たちがちゃんと対処しなかったから、むくの命を縮めてしまったのではないか。
死後数日間は寝ても覚めても自責の念が頭から離れませんでした。

一命をとりとめたとしても、病院で辛い治療をさせるのはかわいそう、動物保険にも入っていないから、日本とは比較にならない程、医療費が高いこの国で、経済的に長期の治療は大変だっただろう。相方はそうも言っていました。

高齢になっていたむくは1日の大半を寝て過ごしていましたが、相方は連日の激務でうちには寝に帰るだけの生活、私も幼児の世話で、満足に注意を向けられていなかった。


だから、やっぱり私にはむくに申し訳ない気持ちと後悔が消えません。
今でも、深夜にデスクに座っている時にかすかな音がすると、寝起きのむくが部屋に入ってきたような気がするのです。

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by columbus59 | 2018-03-24 11:11 | | Comments(10)
Commented by はづき at 2018-04-04 01:19 x
コメントするのは初めてかもしれません。その昔、日本からアメリカに移住される際の日記をよく読ませていただいていました。

むくちゃんのご冥福をお祈りいたします。16歳。パパさんママさんとの豊かな時間を過ごされたことと思います。

それでも飼い猫とのお別れはどうしたって悔やんでも悔やみきれない思いが募るものでしょうね。彼らは言葉を発しずひっそりと虹の橋をわたってしまう。

おうちにはお子様がいらっしゃるのでしょうか?(違ったらごめんなさい)。我が家も子どもが生まれてからは猫への注意を前ほどに向けてやることができていません。

きっと、どんな理由があれ、もっとしてやれたことがあったはずという気持ちはなくならないでしょうけれど、それも含めて、これからもずっと心に思い出して、今までそこにいた気配を時々感じ取りながら、いつまでも一緒に想ってあげられたら、むくちゃんも虹の橋の向こうで喜んでくれるのではないでしょうか。

本当に何年ぶりかに、たまたま再訪して、むくちゃんの最期のご報告を目にして、悲しい気持ちでいっぱいですが、書いてくださってありがとうございました。どうぞお体に気をつけて、すてきな毎日を過ごされてください。
Commented by 読者 at 2018-04-05 07:47 x
私はむくママさんのブログで、動物を飼う姿勢を学ばさせて頂いたと思います。

飼っているヨウムの具合が悪くなった時、近所の獣医さんは解らないとおっしゃるし、もう駄目かなぁとも思ったのですが、むくママさんのブログを拝見し、私なんてまだまだだと、諦めずに頑張ったところ、良い方向に展開し、今も元気に過ごしています。

また、私は子供の頃、出産したばかりの母猫に噛まれて、どうしても猫が怖いのですが、猫がこんなに可愛くて癒されるものなんだと拝見する度に感動しておりました。

むくママさんは完璧だと思うのですが、人の死と同様に、自身にとって後悔のないお見送りは、なかなか難しいものだと思います。
誰しもが思うことなのかもしれません。
あの時こうしていれば、ああしていればと亡くなっても、なお、色々と思っておられるむくママさんの様子にむっくんは感謝していると思うのです。
元気のないむくママさんを心配してるかもしれません。

むくママさんとむっくんに、暖かい感情を頂いて、深く感謝しています。
Commented by columbus59 at 2018-04-06 03:47
>はづきさん
はじめまして。あたたかいコメントをありがとうございます。以前にこのブログを読んでくださっていたと聞いて、とてもうれしく、ありがたく思います。

むくが亡くなってもうすぐ1ヶ月が経ちます。直後の締め付けられるような胸の痛みとは違いますが、やはり今も思い出すと胸が痛みます。

お察しの通り、我が家には幼稚園児がいます。子どもが生まれてから、以前のような細やかな注意を猫たちに向けられていませんでした。仕方のないこととはいえ、飼い主の勝手な都合で申し訳ないことをしたという悔いが残っています。

そらは自分の要求をストレートに表現する子ですが、むくはほとんど鳴くこともなく、ただブラッシングだけは大好きで、それをやってほしいとコロンと横になっておねだりするような子でした。穏やかで、のんびりとしていて、本当に愛らしい子でした。だからこそ、本人が主張しないことをいいことに、目が行き届いていなかったのが悔やまれます。

しばらくはむくのことを思い出して胸が詰まる日々が続くかと思いますが、自分の気持ちに整理をつけながら、前を向きたいと思います。
お心遣い、本当にありがとうございました。
Commented by columbus59 at 2018-04-06 04:05
>読者さん
はじめまして。あたたかい励ましのコメントをありがとうございます。
自分の知らないうちに、むくとそらの日常を読んでくださっていた方々がいらっしゃったことに驚くとともに、感謝の気持ちで一杯です。

むくを助けられなかったことへの自責の念はまだ消えませんが、おっしゃる通り、後悔のないお見送りは難しいものなのかもしれません。
以前日本で腎不全が悪化した時、入院中・通院中、すごくストレスを感じていたようなので、また入院・通院することになっていたら、心身ともに負担が大きかっただろうと思います。

でも、飼い主として、まだ自分自身を許そうという気持ちになれないのは、この数年、以前ほど猫たちへ注意が十分に向けられていなかった自分の罪の意識というか、そういう自分の罪への罰、戒めの気持ちではないかという気もしています。
残ったそらには後悔のないように接していきたいです。

読者さんのオウムさんが体調不良を克服し、今もお元気なのは私もうれしいです。どうかこれからも末永く楽しい日々を過ごされますよう。
私もこの場であたたかいお気持ちをいただいて、心の底から感謝しています。ありがとうございました。
Commented by うに at 2018-04-26 00:01 x
我が家にバーミーズの子猫を迎えたのが9年前。
当時バーミーズを買っていらっしゃる方に親近感を覚えて、むくちゃんとそらくんのブログを読ませていただいておりました。
16年。むくちゃんは本当に幸せだったと思います。
読ませていだいていたブログは、いつもむくちゃんとそらくんへの愛情で溢れていましたから。

私も最初の愛猫とは14年で、お別れしました。
その子は、痩せてはいましたが、前日まで元気いっぱい。
なのに仕事から帰ったら冷たくなっていました。
抱っこしてお別れしたかった。
でも、今ではシャイなあの子はそっと旅立ちたかったのだろうって。
お辛いでしょうが、今はそらくんに愛情を注いであげてください。きっと寂しがっています。(むくちゃんいなくて)
Commented by columbus59 at 2018-04-26 12:17
> うにさん
ご訪問&あたたかいコメントをありがとうございます。
むくとそらの日常をつづったブログを読んでいてくださったこと、とても嬉しく思います。

うにさんもお辛いお別れを経験なさっているんですね。
この冬は寒くて、3月にも雪がたくさん降りました。4月も終わりになって、ようやく春が来たという感じで、春の訪れも例年より遅れています。老猫むくにとっては、寒さは大敵だったのだと思います。停電になった時、もっとその緊急性を考えてあげるべきでした。停電に戸惑って、自分たちのことしか考えられていませんでした。

そらは、むくの異変に気が付いてから、むくが横たわる部屋には入ってきませんでした。動物の本能でしょうか。生まれてからむくが死ぬまで、ずっと兄弟猫やむくと一緒に暮らしてきたので、はじめて一人になって、いったいどう感じているのだろう、と気になります。
バーミーズは飼い主が大好きですよね。そらはとくに飼い主のそばにずっといたいタイプなので、今は我慢させていることが多く、申し訳ない気持ちが常にあります。以前からよく鳴いて自己主張する子でしたが、今も頻繁に鳴いていて(なでたり、膝の上に乗ると落ち着きます)、気持ちを落ち着かせようとフェリウェイを試してみたりしていますが、目立った効果はありません。

むくが幸せだったと言って頂けて、とても感謝しています。ありがとうございます。
また、そらの様子も少しづつご報告していけたらと思っています。
Commented by ゆきまろ at 2018-08-16 08:44 x
むくママ様
むくちゃんの事を知り、こんなに遅ればせながらで恐縮ですが、一言お悔やみ申し上げたくてコメントさせていただきました。大変ご無沙汰しております。もう覚えておられないかもしれませんが…。
むくちゃん写真のお顔、美しいですね。
むくちゃんを家族に迎えられた頃よりずっと拝見してきました。しかし諸事情でそらちゃんを迎えられた頃よりなかなか訪問することが出来ませんでした。けれどここに来れば何か温かく心に触れるものを感じることができるといつも思っておりました。
むくママさんの家族として共に過ごすことができたむくちゃんは幸せだったと思います。なぜって、むくママさん自身がむくちゃんを本当に愛し、最後まで側にいてあげることができたことそれが人がしてあげられる最善のことと信じます。
私事ですが、うちのぷくちゃんもむくちゃんと同い年で、現在腎不全末期です。まだそれにしっかり向かい合うことができない私がむくママさんにコメントさせていただくのはおこがましいですが、人も猫も限りある「生」を、穏やかで優しい愛情をもって生きていくことかもしれません。
むくちゃんのこと忘れません。ありがとうございました。
Commented by peko at 2018-09-26 19:41 x
ご無沙汰しております。なんか見ました。
ご冥福をお祈りいたします。

私は、来週入院し手術です、今年三回目です。
股関節が悪く、歩くのも不自由な状態ですが、にゃんこを最後
まで見ないとと頑張ってます。入院中はにゃんこを人に見てもらってます。
ママさんのお気持ちがわかるだけに、なんとも慰め言葉がみつかりません。今はお元気になられましたか・・・。
Commented by columbus59 at 2018-09-28 06:09
>ゆきまろさん
大変ご無沙汰しております。またご訪問くださってとても嬉しいです。そしてとてもとてもあたたかいメッセージをありがとうございます。
それなのにお返事が遅くなってしまい、とても申し訳ない思いです。
今もむくのことは折に触れて思い出します。そして未だに胸が苦しくなります。まだ後悔が消えていないからだと思います。
ぷくちゃんも闘病中なのですね。苦しそうな、辛そうな子をそばで看る側もとてもエネルギーが必要だろうと思います。どうかゆきまろさんもご無理のないようお願いします。

限りある生を、穏やかで優しく愛情を持っていくて行くこと、そういった生き方を是非目指していきたいです。
むくのことを忘れないというお言葉、感謝の思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。
Commented by columbus59 at 2018-09-28 06:18
>pekoさん
ご無沙汰しております。
歩くのも不自由な状態とは、さぞご不便だったことと思います。
手術が無事に成功し、にゃんこさんたちのもとに元気で戻られますことを心よりお祈りしています。

そら1匹になってしまい、時々、もうそらはむくのことを忘れてしまっただろうか?と考えたりもします。昔の二匹の穏やかな写真を見て、当時を思い出したりもします。
猫の年齢分だけ、自分も年を取ったと感じます。動物を飼うというのはとても重い決断なのだと改めて感じています。
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