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クリスマスに聖書もどきを読む

もう1週間以上前の話ですが、相方の友達(アメリカ人)が我が家に遊びに来ました。

彼は年明けから3カ月間、日本(東京)に交換留学予定のため、これまで何度かわたしと日本語レッスンをしていたのです。
クリスマス休暇を前にして、最後のレッスンは我が家でランチでも食べながらやろうよ、ということに。氷点下10度近くの寒さのなか、ほっぺを赤くしてやってきてくれました。

アメリカでは中国や韓国に押されて、完全に存在感が低下してしまっている日本。
そんな状況で、日本に興味を持ってくれているアメリカ人はかなり貴重です(´∀`)


最初は案の定、寝室に逃げ込んだむく・そら。
そのうちそらが出てきて、途中からはむくも顔を出してうろうろ。珍しい~。
しかも二匹ともおトイレまでするリラックスぶり…。人間は食事中なのに、大きい方を(汗)。
お客さんが居ようが、お構いなしの二匹です。

クリスマスに聖書もどきを読む_c0046120_12505128.jpg


ところで、そのアメリカ人の彼は、熱心なキリスト信者でもあります。
普段、向こうからあえて宗教の話はしないけれど、こっちからふると、色々と教えてくれます。
聖書を読んでみたい(というか、むしろ読まないといけないと)ずっと思いながらも実現できていない私。
というのも、西洋世界を本当の意味で理解するには、キリスト教の世界観を知ることが必要なような気がしているから。今までそれをきっちり理解せずに、物書きをしてきたことが気になっていました。あと、アリストテレスやプラトンなどの古代哲学やギリシア神話も。

西洋文化のルーツがそこにあるというだけではなく、色々な文献を読んでいると、そういった知識を当たり前として共有していることが前提になっていることが多いのです。だから、その辺の知識が欠如していると、完全な理解が難しいことが多く。

でも聖書にしても、プラトンにしても、いきなり読むのは敷居が高い。
(ちなみにアメリカの大学=全部かどうかはわからないけど=では、学部の1年生の時にメインの古代哲学を教養科目として一通り学ぶらしいです)

そういうわけで、とっかかりとして正しいのか?はわからないけれど、『社会学者、聖書を読む』という本を読み始めました。ここでも当たり前のように登場する単語の意味がわからなくて(たとえば「ファリサイ派」とか)、電子辞書の百科事典で調べながら読んでいますが、思った通り奥が深くて(おもしろいのだけど)、理解するにはまだまだ時間がかかりそう。

とにもかくにも、彼にとっての日本滞在が充実したものになることを祈るばかり。
がんばってね~。

クリスマスに聖書もどきを読む_c0046120_1250315.jpg

Macy'sで見た白黒サンタ。
さすが、シカゴ。サンタもダイバーシティ対応です
by columbus59 | 2010-12-24 13:07 | ひとりごと | Comments(0)
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