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校了

今日、出版社へ行って最後の校正を終えてきた。
あとは刷り上がりを待つのみ。やっと終った…ものの、探せばまだミスが見つかりそうで恐い。なんだかすっきりしないのはこのためだろうか?

でもオリンピックのフィギュアが始まる前に終ってよかった。
スポーツに疎い私が、唯一楽しめるのがフィギュアスケートなのだ。

それにしても、トリノから4年かぁ~。
私がちょうどニューヨークから帰った冬の五輪が2006年のトリノだった。
あれから4年。短かったような、長かったような…。
というのも…(続きはMoreへ)
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私はニューヨークにいたころ、自分の将来、というか、帰国したら何をすべきかについて悩んでいて、帰国した2005年の秋は、自分の(渡米前に)やってきたことをやめて、新しい道に進もうと決めた時期だった。

ニューヨークにいたころ、何もしなかったブランクで、高い思考力が求められる世界に戻る自信とやる気を失ってしまったのだ。
それが、2006年のトリノ五輪のころには、やめるという決断が揺るぎ始め…
やっぱり中途半端にやめるのではなく、平凡な才能しかなくても、すくなくとも一度は努力してからやめるべき、もう一度挑戦しようと腹をくくったのが、ちょうど4年前の今頃だったと思う。

新たにお世話になるはずだった先方の企業や、やめる宣言をしていた古巣にも、撤回して回らなければならず、相当の覚悟とストレスを要する決断だった。


けれど、そんな経験をしたからこそ、もう一度挫折する、というのはあり得ず(許されず?)、なんとかしがみ付いてコツコツと取り組むこと4年…。こうやって一区切りをつけられる日が来るなんて、4年前には思いもしなかったのだけど、今となってはあの時、あきらめないでよかったと心から思っている。

家族や友達に…「ありがとう」。
むくと、帰国後に新しく家族に加わってくれたそらにも…「いっぱい励ましてくれて、邪魔してくれてありがとう」。

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by columbus59 | 2010-02-16 22:01 | ひとりごと | Comments(0)
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